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佐々木道範

☆トーク出演☆

 

佐々木道範(TEAM二本松)

 

 3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故。ここ二本松市は、福島第一原発から50k m程の距離であり、避難対象区域にはなっていませんが、放射線量の高い、所謂ホットスポットとなりました。 

 この夏、連日気温30度以上の中、幼稚園児は長袖ウインドブレーカーでフードを被り、マスクをして通園していました。屋外活動は未だ禁止のままです。そして、二本松市から自主避難していった市民は数千人に上っています。

 3月14日から一ヶ月半の新潟での避難生活。故郷がなくなる不安を痛感し、故郷を守る決意をしました。 5 月初旬からの除染作業。地道にやっていけば、放射線量を下げられることを実感しました。 7 月。未だ屋外活動の出来ない子どもたちの健康と育成に、真剣に取り組まなければならないと、痛感しました。

 我々は、この得体の知れない、先の見えない、放射能との闘いに、残りの人生の全てを懸けます。そして、故郷二本松を、将来の二本松を担う子どもたちを守っていく為、ここに『NPO法人TEAM二本松』を設立しました。

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